こんにちは。春子です。
便秘薬が下剤ということを先日書きました。
便秘薬は下剤なの?副作用は?使い過ぎるとどうなるの?
今日は
整腸剤について便秘薬との違いや作用について書いていこうと思います。
「え?便秘薬と整腸剤って違うの?」
と思われる方もいるかもしれません。私もその一人でした^^;
そしてこの整腸剤は病院で処方してもらわなくても薬局などで買うことができます。
有名なものだと
新ビオフェルミンS、
ザ・ガードなどがありますね。
整腸剤の成分
市販品、処方薬に関わらず整腸剤の主な成分は
ビフィズス菌や
乳酸菌などの
善玉菌です。
特にビフィズス菌は腸内の環境を良くするためにはとても欠かせない菌。
実は腸内の善玉菌の9割ほどがこのビフィズス菌なのです!
ビフィズス菌が減少すると便秘の原因にもなってしまいます。
他にも納豆菌が入っている整腸剤もよく見かけます。
納豆菌は善玉菌を増やす働きがあり、腸内の悪玉菌を減らし、善玉菌の増えやすい環境を整えてくれる菌です。
ですがビフィズス菌などと違い腸に住み着いて活躍するタイプではないので定期的に摂取すると効果を発揮する菌だと言えます。
整腸剤の役割
整腸剤はその名前のとおり「
腸を整える」お薬。
便秘薬とは違う種類の薬だと思っていただいたほうがいいかもしれません。
便秘薬は
腸にたまった便を排出するという役割しかありませんが整腸剤は
腸を正常にするための薬ですので、もし下痢をしていたら下痢を止めるような作用だったり、もちろん便秘の場合はそれを正常に排出するために働きます。
整腸剤は長期で服用したとしても腸内の必要な細菌を増やし、腸内環境を正常化させることが目的なので、便秘薬を使い続けた場合の、クセになったり、腸壁が荒れてしまうかもしれないというような心配はありません。
根本的に治したい場合には整腸剤!
最終的に薬に頼らなくても自分の力で便を排出するのが一番良いので、便秘薬は長期的に服用するには適さない薬です。その点、整腸剤なら毎日の生活に取り入れても安心だと言えるでしょう。
即効性があるものではないので軽度の便秘の方や高齢の方にも適しています。
もちろん毎日の生活習慣も改善する努力は必要ですよ!
それでは、春子でした。
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